毎日の睡眠、しっかりとれていますか?
寝ているはずなのに元気が足りないと感じるときは「質の良い睡眠」が不足しているときかもしれません。
栄養バランス・運動習慣とあわせて、毎日の元気の源は「睡眠の質」。
この記事では睡眠の質を高めるための夜の習慣を紹介します。
睡眠の質を上げることで、スポーツや仕事、日常生活の中で様々なメリットをたくさん感じられるようになるのでおすすめです。
<質の高い睡眠とは?>
質の高い睡眠には3つの特徴があります。
それが「寝つきがよいこと」「ぐっすり眠ねること」「寝起きがすっきりしていること」です。
睡眠の質が上がると体の疲労を回復させるだけではなく、脳のエネルギーのように目に見えない疲労も回復させてくれます。
では実際に睡眠の質を上げる夜の習慣を紹介します。
<白湯を飲む>
人は寝ている間に毎晩汗という形で100ccの水分を放出します。
睡眠の質を上げるためには寝る前に水分補給をすることが大切です。
そこでおすすめなのが白湯です。
白湯のような温かい飲み物は、体の中から体温を上げてくれます。
そして体温が下がり始めるときに眠気がおきるので、すんなりと眠りにつくことができるのです。
白湯は胃腸に負担をかけることなく体を温めることができるので、寝る前の水分補給にぴったりです。
<ぬるめのお風呂に入る>
入浴をすると深部体温が上がり、その後体温が下がるときに眠気がうながされます。
そこでポイントとなるのがお風呂のお湯の温度と入浴時間です。
おすすめなのが、38度くらいのお湯に10~30分つかることです。
熱めのお湯だと体に負担をかけてしまったり、覚醒してしまったりしてしまいます。
逆に温度が低いと体をあたためる効果が薄れてしまうのです。
入浴時間については、深部体温を上げるためには10分以上の入浴が必要になります。
しかし長く入りすぎると入浴中のお湯の温度低下にともなって深部体温も下がってしまいます。
睡眠の質を上げるためにはお湯の温度や入浴時間に注目してみてください。
<寝る前はスマホから離れる>
人には「日光を浴びると覚醒して夜になると眠くなる」という特徴があります。
これにはメラトニンというホルモンが関係しています。
メラトニンは強い光を浴びると分泌量が減り、暗い所にいると分泌量が増え、夜になると眠くなるというメカニズムです。
スマホから発せられるブルーライトはメラトニンの分泌を抑えてしまうので、睡眠の質の低下につながってしまいます。
寝る前ギリギリまでスマホを触るのは睡眠の質を下げる原因です。